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本 殿

神様を守護する二対四体の
「獅子・狛犬」像

一言主大神の神使(しんし)として、守護する役割を担う「獅子・狛犬」は、向かって右側に配置され口を開いているのが「獅子」像・阿形(あぎょう)で、向かって左側に配置され口を閉じたものが「狛犬」像・吽形(うんぎょう)とされています。「獅子」と「狛犬」の一対を現在では「狛犬」として呼ばれるのが一般化しています。

本殿に近い高みから御守りしています。顔の特徴は目が釣り上がっており、垂れた耳です。鬣(たてがみ)の特徴や、前脚はまっすぐ伸ばしがっしりと蹲踞、巻き毛の直立型の尾など出雲式狛犬の特徴が見られます。

この小振りな「狛犬」一対は、多く使われる花崗岩とは異なる原石を用いて彫られています。奉獻年が不明で制作年代はわかりませんが、古くから一言主大神の傍らで神前守護の役目を担っていることが伺えます。

本殿の南側で鎮座する「出雲神社」の社殿が祀られています。

玉垣が巡らされた神域には、榊(サカキ)の木と共に拝殿を覆う欅(ケヤキ)の巨木が生育しています。

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